2019年秋に実施以降、コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑みて実施を控えてまいりましたが、万全の感染対策のもと、ようやく実施できました。
フィールドワークの目的は「学んだことが社会でどう役立つのか」を実感してもらうことにあります。便利な世の中で、距離を測るのもスマホ一つで簡単にできてしまいます。ネットで検索すればなんでも知ることはできます。しかし、その裏には算数や理科や社会がしっかり役立って、どこかの誰かが伝えてくれているのです。それをありがたく受け取っているにすぎません。また、それをわかりやすく伝えてくれる国語力のある人のおかげです。自分だけがわかっていても、広がりを持たず誰かに役立ててもらうことはできません。
フィールドワークでは、距離を測る・面積を算出するというテーマを通じて、算数の「単位・概算・縮尺」といった学んだことを駆使してもらい、発表を通じて「文を作る」ことがどう役立つかを実感してもらいます。
そして、自分たちが今勉強していることは、やがて自分自身を社会の一員として役立っていけるものへと成長させる必須のことだと伝えたい、と考えています。
人の役に立てたと感じたときに感じる喜びは、何かをもらった時よりも深く、人生を幸せなものにしていくはずです。
そんな思いを、単に言葉で押し付けず、楽しいイベントの中で感じてもらう。そんな企画が恒進舎のフィールドワークです。
ミッション:木場公園の面積と一周の距離を測ろう!!
発表はオンラインで保護者の方にもみてもらいました。
みんな苦労しながらも楽しく実施できました!